2016年11月20日日曜日

GanttProject をより使いやすく (隠し機能: マウス操作のカスタマイズ)

GanttProject のマウス操作は、カスタマイズできる。


カスタマイズ方法

GanttProject-2.8\plugins\net.sourceforge.ganttproject\data\resources 配下の「mouse.properties」を 直接編集することで、特定の機能に割り当てられたマウス操作 (下記) を変更できる。

割り当て変更可能なマウス操作
コンテキストメニュの表示 デフォルト: 右クリック
依存関係 (先行タスク) の設定デフォルト: タスクを左ドラッグ
ガントチャートのスクロール デフォルト: チャートの背景部分を、左ドラッグ
タスクの移動 (左右) デフォルト: タスクをCtrl+左ドラッグ
マウスでの単一選択 デフォルト: 左クリック
マウスでの複数選択 デフォルト: Ctrl+左クリック

カスタマイズ例

「依存関係の設定」(左ボタンドラッグ) と、「タスクの移動」(Ctrl + 左ボタンドラッグ) のマウス操作を入れ替える場合の例:

変更「前」の mouse.properties
mouse.contextMenu=Button3
mouse.dependency=Button1
mouse.drag.chart=Button1
mouse.drag.task=Ctrl+Button1
mouse.select.single=Button1
mouse.select.multiple=Ctrl+Button1
変更「後」の mouse.properties
mouse.contextMenu=Button3
mouse.dependency=Ctrl+Button1
mouse.drag.chart=Button1
mouse.drag.task=Button1
mouse.select.single=
mouse.select.multiple=Ctrl+Button1

上記のように変更することで、タスクの移動 (ドラッグ) 時に Ctrlキー を押さなくてもよくなる。その代り、依存関係 (先行タスク) を設定するときには Ctrlキー を押す必要あり。

※このカスタマイズをする場合、上記の例のように「mouse.select.single」のボタン割り当ても変更 (解除) しておいた方がよい。さもなくば、複数タスクをまとめてのドラッグ移動ができなくなる。

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